進化すること
おはようございます☀
いつも読んでいただきありがとうございます<(_ _*)>
先日、寄席に落語を聞きに行ってきました!
とても楽しかったです
You◯ubeで聞いても十分に面白かったのですが、やっぱり生で聞くと違うんだなと…💭
完全に噺家さんの世界に惹き込まれてしまいました
もう亡くなってしまいましたが、立川◯志とか古今亭志◯朝とか伝説的な噺家の寄席に行ってみたかったなと思います
録音を聞くより、何倍も面白かったんだろうなあと…
今日15:00〜23:00
明日9:00〜15:00
で出勤します
お時間があればぜひ^^
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今回は、稲垣◯洋著「植物に死はあるのか」です
著者は植物学者で、現在大学で教鞭をとられているそうです
本作は大学教授が学生からの質問に答えるという形で進みます
タイトルを見ると植物だけにスポットが当てられているのかなと思うのですが、ヒトや象といった「動物」も含めた地球上の生命体の不思議について明かされてゆきます
特に印象に残ったのは、やはり動植物の死について
「死」は生物を構成する細胞が進化の過程において手に入れた、自らの遺伝子を効率良く後世に残してゆくための機能だと言うのです
最初に地球上に誕生した生命はアメーバのような単細胞生物で、これは分裂によって増殖を繰り返すだけの生物でした
この単細胞生物は、事故に遭わなければ死ぬことがない不老不死の性質を持っていたのです
しかし、細胞分裂によって数を殖やしたとしてもそれらは自分と全く同じ遺伝子を持った「コピー」でしかなく、もしも大きな環境の変化が起こった場合、適応できなければ全滅してしまいます
それを防ぐために分裂による「コピー」ではなく、新しい世代を生み出すことによる「進化」を選びました
そして、より優れた性質を持つ次世代同士だけが交配できるように、旧世代は消えていく……
種の存続のために生命は、自らの命に区切りを設けたのです
現在人類が科学のちからで目指すのは、死を乗り越えた「不老不死」の夢を現実にすることでしょう
そのために老化に抗うための研究だとか、脳をデジタル化して永遠の意識を得るための技術開発が進んでいます
しかし「死」は種が永続的に遺伝情報を後世に残してゆくためのシステムであり、不老不死は進化を止めることですよね
不老不死を目指すということは皮肉なことに、消滅に向かって進んでいるということかもしれません
自然界にとったら人間がいなくなるなんてきっと、他のより優れた動植物を生かすための変化のひとつに過ぎないのでしょうけど💭
うずら好きです❣️
2024/07/19 01:58